PEOPLE

これからは「オリジナル」の時代
既成品で満足できなくなった人に新しい価値を。

寺崎 健太

本社勤務 代表取締役社長
2006年に創業

人物概要

出 身福岡県
前 職バーテンダー・デザイナー
趣 味読書・ビリヤード・サウナ
目 標海外移住
PROFILE

福岡県出身、2002年に上京後フリーデザイナーを経て2006年に株式会社アドフローを設立。設立当時は広告デザインの制作を主な事業としていたが2009年より縁あってオリジナルプリントサービス「SWEAT.jp」をスタート。現在はSWEAT.jp事業に集中しており現在15店舗と工場を運営している。

※掲載内容は取材時のものです
CHAPTER 01
何となく上京して偶然出会ったオリジナルプリント
提案が断られなければ参入していなかった

2002年の日韓ワールドカップを福岡で観てその年の秋に上京しました。
地元の福岡ではフリーのデザイナーとして仕事をしていて東京には明確な目的もなく何となく「仕事があるだろう、駄目だったら福岡に戻ればいい」程度で何となく上京したことを覚えています。
時代はまだまだインターネット黎明期。
住んでいた下北沢の駅前ではYahoo!BBのルーターを配っていました。
そんな時代だったのでウェブ業界は景気がよくて私のように実績も大してないフリーランスでも仕事はありました。

ウェブサイトデザイン以外にも飲食店のポップや折込チラシなど幅広く仕事をしていて、クライアントが経営する飲食店のTシャツを作ることになり、プリント工場を訪問して打ち合わせした所、工場のオーナーさんから「ホームページを提案してくれないか」と依頼されました。
オリジナルプリントの業界を調べていくうちに「面白そうな業界だな」という思いが少しづつ芽生えてきて提案書を書くにつれて「デザインスキルがある自分に向いているのではないか」と思い始めましたが、依頼された提案なので興味は持ちつつも提案書と見積書を仕上げることに集中。
そして数日後に訪問して提案すると「プリント機材の購入を優先する」という理由でお断りされてしまいました。

数日かけた提案書は日の目を見ることはなく、仕事を得ることができなかった失望感でトボトボと駅まで戻り、なんとなくまっすぐ帰る気にならなかったので漫画喫茶で一冊の漫画を手にとって読み始めると偶然にも「マネーの拳」というTシャツ事業の話。
提案書を書いていた時に感じた可能性と断られたという偶然、何となく手にした漫画が導いているような気がして不思議と「自分が提案したことを自分でやってみてはどうか」という気持ちになりました。
ただ、プリントするノウハウが全く無かったので断られたプリント工場さんに「提案していたホームページは私が開設して運営するのでプリント加工を外注としてやってもらえますか?」と逆提案をして承諾を得ました。

弊社のオリジナルプリントサービス「SWEAT.jp」のスタートは偶然でした。

私のある一日

08:30 AM

経営会議

毎週水曜日は8:30からリモートで経営会議があるので資料に目を通します。

11:30 AM

ランチ

混雑が嫌いなので早めのランチ。
食事は和食が多い。糖質は控え目。

01:30 PM

帰社後は気になることに指示出し

会社では気になったことは指示して即
実行・解決していきます。

02:00 PM

広告デザインの作成・修正

ホームページのデザインは自分で行います。集中できる自分のデスクがお気に入り。

17:30 PM

店舗を見回って直帰

店舗の状況を見て回って気になる点があれば話をしてそのまま帰宅。

CHAPTER 02
お客さまの行動にヒントがある
未完成な業界だからまだまだ発展できるはず

偶然が重なり始めることになったSWEAT.jpというプリントサービスですが、これまでフリーランスでデザインしては納品するという「狩猟型」のビジネスをやっていたので、自分で作ったホームページから注文が入り会ったこともないお客様が増えていくという「農耕型」のビジネスに魅力を感じていました。
注文が増えてきて、外注コストが増加するにつれてプリントの内製化をすすめて対応スピードと品質を上げていくことを目指しました。
ある日、突然お客様がオフィスに現れて「ホームページで見ました。デザインのことを相談したくて直接来ちゃいました」と言われて店舗の必要性を感じ、翌年には新宿の早稲田通りにSWEAT.jpの1号店をオープン。
オープン直後からお客様が来店してくれたあの時の感動は今でも鮮明に覚えています。

今ではSWEAT.jpの店舗は15を数え、物流拠点である岐阜で自社工場を運営してます。
オリジナルプリントという業界は未完成で発展途上ですが、その分可能性はたっぷりあると考えています。弊社は「偶然」と「お客さまの要望」に耳を傾けてここまで来ました。
今の私の目標はこの業界で社会貢献して、業界の地位を向上させ優秀な人材が集まる会社にすること。

唯一無二の「オリジナル」という価値観を世の中に広めてともに成長できる人材を求めています。この未完成で可能性のあるオリジナルプリント業界に興味がある方はぜひエントリーしてください。

寺崎さんってどんな人?

  • 社長との距離が近いのもアドフローのよさだと感じます。入社した頃は自分にも厳しい方なので、お話しする際は緊張することもございました。
    しかし定期的にヒアリングをしてくださるので、お話をさせて頂くたびに学ぶことばかりです。
    また弱点などを教えてくださるので、自身の目標・課題を知ることができ、何をどう行動すべきかを念頭に置きながら働くことができ、人としても成長出来ます。

    カスタマーサービス部 A.N
  • マネージャーはどうあるべきか、会社とはどういう仕組みか、社会人経験の乏しい私に色々教えて頂きました。
    ご自身の経験からのアドバイスを頂くので、私も同じように経験を積んで頑張らなくてはと気付かされます。体調面でも自己管理を怠っていないので自分にも厳しい方だと思います。

    カスタマーサービス部 R.M
  • 周りの方からもよく言われると聞いていますが、とにかくストイックだと思います。毎日始発で出社したり、トレーニング、ダイエットなど自分に厳しい印象です。1人の人間として向き合ってくれて仕事だけではなくプライベートな相談も受けてくださいます。突然動物の面白動画を送ってくれるお茶目な一面もあり、そのギャップがまた素敵です。

    加工生産部 A.S
  • 繊細かつ大胆で美的感覚が鋭い感性があり、男から見て「漢らしい」弊社の代表です。
    感じた事を言葉や文章で表現することが上手で発する言葉には説得力があります。
    心に刺さる助言やご指摘をたくさんいただき成長させて頂いております。

    カスタマーサービス部 J.T
CHAPTER 03

メッセージ

オリジナルプリントという業界はニッチに見えて夢があると思います。しかし、何事も夢を叶えるのは容易いことではありません。諦めることなく追い続けられる人と一緒に働きたいと思っています。